「we can fly」 R.P.O 1990年
R.P.Oは、高嶋政宏と桜井鉄太郎のユニット。 アルバム『Real Pop Organizers』(1989)とシングル2枚(「1968」と本作)がたぶんリリースされたすべて。 このシングル、「ラグジュアリー歌謡」P180で紹介されている。執筆は8センチャーズ、関根圭さん。 ソフトなサウンドと高嶋・桜井の淡いヴォーカルの組み合わせで、ふたりの考える「ポップ」を追及してみた様子。アルバムでは「God...
View Article「天使のいる渚」 三浦理恵子 1993年
三浦理恵子の6thシングル。 「ラグジュアリー歌謡」のコンセプトに最もフィットするアレンジャー、山川恵津子。 P93からの山川恵津子×森達彦の対談は、読みどころの多いこの本の中でも白眉といえる素晴らしい内容だった。 ?天使のいる渚 作詞:及川眠子、作曲:都志見隆、編曲:山川恵津子...
View Article「春なのに」 柏原芳恵 1983年
柏原芳恵の14th&18thシングル。2曲とも1983年作品。 「FSリクエストSERIES」の一枚として1994年に8?化。ジャケに「中島みゆき=柏原芳恵コンビの2大スマッシュ・ヒット!」のコピーあり。 ?春なのに 作詞・作曲:中島みゆき、編曲:服部克久・J.サレッス 思いっきり昭和なムードで、ストリングスが情緒過剰気味に盛り上げるイントロ。卒業式のひとコマ「さみしくなるよ...
View Article「さよならの学生通り」 西村知美 1989年
西村知美の14thシングル。 ?さよならの学生通り 作詞:麻生圭子、作曲・編曲:山川恵津子 タイトルから分かるとおりの卒業モノ。トロリンのふんわり歌唱がぴったりくるほのぼのメロディで、サビなんかは卒業生たちが合唱しても似合いそう。キラキラしたトライアングルが印象的なアレンジが、卒業式の華やいだ雰囲気を描きだす。アイドルらしく「片思いを悔やんでた」彼に、「卒業証書の隅...
View Article「風の姿」 中江有里 1992年
中江有里の4thシングルは、中島みゆき提供曲。 ?風の姿 作詞・作曲:中島みゆき、編曲:山川恵津子 中島みゆきと山川恵津子。ちょっと意外な組み合わせを歌うのは実直な美声でお馴染み、中江有里。自分を殺して男の趣味に合わせていた女性が、覚醒する歌。「嵐が近い...
View Article「あの頃に…」 堀川早苗 1992年
堀川早苗の4thシングル。 ?いたずら 作詞:岩里祐穂、作曲、いしいめぐみ、編曲、船山基紀 アイドル歌謡の王道のひとつと言える、友人の彼氏を好きになっちゃう話。それが「運命のいたずら」だって。うん、まあ…いいか。緊迫したムードのメロディに乗せ、秘めた恋心を思いつめたように歌う堀川さん、正統派だわ。3人で表面上は仲良くお茶(かな?)なシチュエーションで「笑顔の裏のまなざしあなたは気がついて...
View Article「白いアドレス」 渡辺満里奈 1988年
渡辺満里奈の6thシングル。初の短冊8?でもある。 じつはこれ、8年ぶり2回目の登場。8年前のご結婚記念記事はこのシングルについてはほとんど何も語っていなかったので。ていうか、8年前はこの曲のよさをまったく理解できていなかった。収録2曲とも山川恵津子の作編曲。 ?見つめてあげたい 作詞:川村真澄、作曲・編曲:山川恵津子...
View Article「Hey! Baby」 竹内まりや 1989年、横山知枝 1993年
竹内まりやがアイドル森下恵理に書き下ろした1985年の作品。 まずは、森下恵理のシングル…は持ってないので収録アルバム『ボーイフレンド』(1985)を。このCDは2003年の再発盤。Produced by 加藤和彦。8曲目が「Hey! Baby」。翌年にシングルカットされた。 ?Hey! Baby 作詞・作曲:竹内まりや、編曲:鈴木茂...
View Article「真冬のデイト」 森下恵理 1985年、竹内まりや 1995年
もうひとつの森下恵理への提供曲。 前回も登場した森下恵理のファーストアルバム『ボーイフレンド』(1985)に収録されている。今回は裏ジャケ。 ?真冬のデイト 作詞・作曲:竹内まりや、編曲:国吉良一 でた、必殺技ハチロク。「ロンサム・シーズン」のが名曲度は高いと思うが、ほぼ「ロンサム冬版」といっていい。ふたつとも1985年なんだな。しっとり歌っても十代のきらきらが眩しすぎる。...
View Article「SEEDS of HAPPINESS―しあわせのたね―」 M-Rie 1993年、「もう一度めぐり会えたら」 frasco 1996年
東北新幹線(鳴海寛+山川恵津子)のふたりがそれぞれのユニットで90年代に残した8?。 左、ピングー。背の部分の表記は「PINGU ピングー」と、アーティスト名(?)しか書いてない。ラグジュアリーP190掲載。 ?ピングー ラップ テレビ東京“ピングー”テーマソング produced by 松浦雅也 作曲・編曲・演奏:松浦雅也 voice: PINGU & Friends, chorus:...
View Article「土曜日のタマネギ」 斉藤由貴 1986年
斉藤由貴の6thシングル。1986年に12インチアナログでリリースされた2曲を、1988年にヴァージョン違い(アルバムヴァージョン)で8?化、というちょっと珍しいパターン。...
View Article「トマト」 くじら 1990年
くじらの8thシングル。 現在は杉林恭雄のひとりユニット。1990年当時は杉林恭雄、楠均、キオト、幸田実の4人バンドだった。 ?トマト 作詞・作曲:杉林恭雄、編曲:くじら シャキシャキしたリズムにハーモニカが絡み、杉林恭雄の乾いた声が牧歌的なメロディを歌う。歌詞は、陸から眺めた夏の海の風景と擬人化されたトマトのイメージが描かれている。「背中からみどりを...
View Article「セロリ」 山崎まさよし 1996年、SMAP 1997年
山崎まさよしの3rdシングルと、翌年のSMAPによるカヴァー。 ?セロリ 作詞・作曲:山崎将義 、編曲:山崎将義・中村キタロー...
View Article「ワイオミング・ガール」 ブレッド&バター 1989年
岩沢幸矢&二弓の兄弟デュオ、ブレッド&バターの32ndシングルにして、初の8?シングル。 ?ワイオミング・ガール 作詞・作曲:井上陽水、編曲:Murray Weinstock...
View Article「富山米」 電撃ネットワーク 1993年
電撃ネットワークのデビューシングル。唯一の8?のようだ。 ?富山米 作詞:大島キュウゾウ、作曲:B.C. GUYS、編曲:山村哲也&B.C. GUYS 松田弘(Dr/Cho)、西慎嗣(G/Cho)、山村哲也(B)、大友博輝(Key)、藤田謙一(Computer & Synthesizer Operation)...
View Article「バンボレオ」 ジプシー・キングス 1987年、「ボンゴレオ」 ジョビジョバ 2000年
石倉力、木下明水、坂田聡、長谷川朝晴、マギー、六角慎司の6人からなる演劇ユニット、ジョビジョバのデビューシングルは、そうクレジットはされてないけどジプシー・キングスの日本語カヴァー。 左のジプシー・キングス「バンボレオ」は以前紹介。 右、ジョビジョバ「バンボレオ」。 ?バンボレオ 作詞:マギー、作曲・編曲:割田康彦...
View Article「クリームシチュー」 矢野顕子 1997年、「ハッピー・シチュー・タイム」 いはたじゅり 1999年
矢野顕子+ますむらひろし、いはたじゅり+さべあのま。ひらがな率高い。 左、矢野顕子。 1997年5月にシングル「クリームシチュー/Oui Oui」(住友生命タイアップあり)をアルバム『Oui Oui』に先駆けてリリース。その5カ月後にハウスのタイアップでカップリングをカラオケに変更し、ジャケも変えた再発盤がこれ。 ?クリームシチュー ハウス食品「シチューミクス」CMソング...
View Article「秋刀魚の唄」 上々颱風 1992年
上々颱風の6thシングル。 ?秋刀魚の唄 SANMA SONG 作詞・作曲:紅龍、編曲:上々颱風、ホーン・アレンジ:野見祐二 タイトルからするとちょっと意外なラテン歌謡。ペレス・プラードチックなベタなラテンビートに白崎映美&西川郷子の突き抜けた声。サビでハモる感じは、ザ・ピーナッツぽくもあり。間奏の「らっしゃい らっしゃい サンマ安いよ〜」の口上は紅龍。 ?密林ビート JUNGLE BEAT...
View Article「いちご」 加藤紀子 、「Strawberry」 Chiaki & Fruits Flowers 1999年
1999年の苺2枚。 左、加藤紀子の12thシングル。 ?いちご 作詞:加藤紀子、作曲・編曲:堀江博久 後藤敏昭(Dr)、及川浩志(Perc)以外はすべてマルチプレイヤー堀江博久の演奏。ほぼひとり演奏ならではの濃厚なグルーヴが熱い3分ポップス。本人作の詞はもうアイドルじゃない的な背伸び感が痛い。「嘘で固めた ズルイ大人は ナイフみたいに...
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