斉藤由貴の6thシングル。1986年に12インチアナログでリリースされた2曲を、1988年にヴァージョン違い(アルバムヴァージョン)で8?化、というちょっと珍しいパターン。
12インチシングル盤「土曜日のタマネギ」は、3分超の長いイントロをつけ、歌部分にも効果音が追加されたエクステンディッド・ミックス。B面も同様にデビューアルバム『AXIA』(1985)収録の人気曲に長いイントロをつけ、エンディングを替えた別ミックス。2曲で16分以上あるが、8?CDに入らない長さではない。あえてオリジナルヴァージョンに戻してCD化したのは、「やっぱあのイントロ要らなくね?」と気づいたか。
?土曜日のタマネギ
作詞:谷山浩子、作曲:亀井登志夫、編曲:武部聡志
12インチシングルの2か月前にリリースされたアルバム『ガラスの鼓動』(1986)収録のオリジナルヴァージョン。コーラスとフィンガースナップのみをバックに歌うドゥーワップスタイルで、いつもより生々しく響く由貴さまのヴォーカルに引き込まれてしまう。デビューから一年、ちょっと危ういような、意外と安定しているようなフワフワ感がたまらん。このあと斉藤由貴作品の作詞家として重要な位置を占めることになる谷山浩子が、由貴さまの新たな魅力を引き出している。「今夜わたし いらないオンナになりました ころがる床の上」これは松本隆には書けないな。コーラスで谷山浩子、崎谷健次郎、亀井登志夫、久保田利伸、武部聡志、長岡和弘が参加。
?AXIA〜かなしいことり〜
作詞・作曲:銀色夏生、編曲:武部聡志
アルバム『AXIA』(1985)からのカット。ラグジュアリーP127で関根さんが書いているとおり「歌い始め10秒で男を地獄に突き落とす」破壊力抜群の歌詞が凄い。こんな身勝手な台詞、当時の由貴さまクラスにしか許されないだろ。のちに明らかになっていく斉藤由貴の「魔性」をデビューアルバムで作品に定着させた功績は大きい。銀色夏生のアテ書きが思惑どおりにはまって清々しいくらい。
定価937円、中古で50円。
ラグジュアリーの裏表紙にも登場した、キュートがふり切れてる名作ジャケ。これは絶対12インチの勝ち。
関連斉藤由貴
「卒業」
「MAY」
「夢の中へ」
これからもパラパラ登場する見込みだが、「ラグジュアリー歌謡」シリーズ一応ひと区切り。
執筆者のひとり8センチャーズ関根圭さんが、さりげなく当ブログへのメッセージを入れてくれてた。P219のパイレーツの項ね。ちょっと嬉しいサプライズだった。
12インチシングル盤「土曜日のタマネギ」は、3分超の長いイントロをつけ、歌部分にも効果音が追加されたエクステンディッド・ミックス。B面も同様にデビューアルバム『AXIA』(1985)収録の人気曲に長いイントロをつけ、エンディングを替えた別ミックス。2曲で16分以上あるが、8?CDに入らない長さではない。あえてオリジナルヴァージョンに戻してCD化したのは、「やっぱあのイントロ要らなくね?」と気づいたか。
?土曜日のタマネギ
作詞:谷山浩子、作曲:亀井登志夫、編曲:武部聡志
12インチシングルの2か月前にリリースされたアルバム『ガラスの鼓動』(1986)収録のオリジナルヴァージョン。コーラスとフィンガースナップのみをバックに歌うドゥーワップスタイルで、いつもより生々しく響く由貴さまのヴォーカルに引き込まれてしまう。デビューから一年、ちょっと危ういような、意外と安定しているようなフワフワ感がたまらん。このあと斉藤由貴作品の作詞家として重要な位置を占めることになる谷山浩子が、由貴さまの新たな魅力を引き出している。「今夜わたし いらないオンナになりました ころがる床の上」これは松本隆には書けないな。コーラスで谷山浩子、崎谷健次郎、亀井登志夫、久保田利伸、武部聡志、長岡和弘が参加。
?AXIA〜かなしいことり〜
作詞・作曲:銀色夏生、編曲:武部聡志
アルバム『AXIA』(1985)からのカット。ラグジュアリーP127で関根さんが書いているとおり「歌い始め10秒で男を地獄に突き落とす」破壊力抜群の歌詞が凄い。こんな身勝手な台詞、当時の由貴さまクラスにしか許されないだろ。のちに明らかになっていく斉藤由貴の「魔性」をデビューアルバムで作品に定着させた功績は大きい。銀色夏生のアテ書きが思惑どおりにはまって清々しいくらい。
定価937円、中古で50円。
ラグジュアリーの裏表紙にも登場した、キュートがふり切れてる名作ジャケ。これは絶対12インチの勝ち。
関連斉藤由貴
「卒業」
「MAY」
「夢の中へ」
これからもパラパラ登場する見込みだが、「ラグジュアリー歌謡」シリーズ一応ひと区切り。
執筆者のひとり8センチャーズ関根圭さんが、さりげなく当ブログへのメッセージを入れてくれてた。P219のパイレーツの項ね。ちょっと嬉しいサプライズだった。