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「イケイケ江ノ島」イケイケガールズ+寺内タケシとブルージーンズ 1992年

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イケイケイガールズのデビューシングル。

IKE IKE GIRLS are; 中村聖子、中嶋香織、夏村舞、河野真理
(WEB上でまったく別の名前が並んでるのを見かけるが、ジャケ内側に写真付きで紹介されているのはこの4人)

イケガのCDはコレと1994年の「雨のちPしましょう」の2枚のみ。ピュア8cmシンガーね。

①イケイケ江ノ島/イケイケガールズ+寺内タケシとブルージーンズ
作詞作曲:寺内アキラ、編曲:寺内タケシ
ギターの入りがカッコよすぎのイントロ最高。作者寺内アキラは寺内タケシの長男。薬物関係で逮捕されるのはこの10年後の話。イケイケズは狙いどおりの薄っぺらいユニゾンを聞かせてくれる。歌詞はタケシくんとのお付き合いの最中にアキラくんともいい仲になってしまう、という心からどーでもいい内容。メロディラインやリズムに和のテイストもあり、合いの手風に自分たちで歌うソレソレもハマる。サザエの壺焼きと片瀬海岸の黒い砂浜が似合うドメスティック・サーフィン・ミュージック。

②サーフィン・メドレー
Surf Party〜Wipe Out〜Pipeline〜太陽の彼方に(Movin')/寺内タケシとブルージーンズ
サーフインストのヒット4曲メドレー。オリジナルはそれぞれThe Astronauts(1963)、The Surfaris(1963)、The Chantays(1962)、The Astronauts(1964)。

③①のカラオケ

定価1000円、中古で108円。
ボディコンにスニーカーって意外性のあるコーデ。
バックにはもちろん寺内タケシ御大。

2019.11.16 天国にいちばん近い8cmCD 前半〜細野晴臣トリビュート編

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dj610 さんにお誘いいただいた8cmCDイベント「天国にいちばん近い8cmCD」3回目の参加。今回は12:00〜21:30と何と9時間半の長丁場!私は14:30-と16:00-の30分x2セットを担当。





前半はわりとがっちり考えてきた細野晴臣関連作10枚。
①「ミラクルウーマン」森高千里作詞:森高千里 作編曲:細野晴臣ジャケ表に細野さんの顔が出ている8cmシングルはこれだけかな?ほぼインスト曲をイントロ的にかけた。
②「Tighten Up―しまっていこう―」ウルフルズArchie Bell & the Drells日本語カヴァー。細野さんは関わっていないが、YMO&SNAKEMAN SHOWによる「増殖」ヴァージョンをウルフルズが意識していないわけがない。
③「咲坂と桃内のごきげんいかがワン・ツゥ・スリー Ⅱ〜BOSSANOVA MIX〜」スネークマンショー作詞:SNAKEMAN SHOW 作曲:細野晴臣オリジナルは1981年、これは1995年のM.S.T.によるリミックス。
④「ありがとう」布施明 meets KADOMATSU作詞作曲:細野晴臣 編曲:角松敏生オリジナルは小坂忠、1971年だが録音を聴いても細野さんの声のほうが大きい。1996年に布施明×角松敏生でカヴァー。
⑤「禁区」あがた森魚作詞:売野雅勇 作曲:細野晴臣 編曲:高浪敬太郎
オリジナルは中森明菜、1983年。YMO散開の年か。あがた森魚が10年後の1993年(YMO再生の年)にカヴァー。
⑥「ガラスの林檎」松田聖子作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 編曲:細野晴臣・大村雅朗
明菜とくれば聖子。同じく1983年の細野作品を8cmで。カフェのBGMとしては主張が強すぎるかなぁとは思ったが流れ的にこれしかないと選曲。前回のイベントの最後に「天国のキッス」かけたしね。
⑦「風来坊」THE真心ブラザーズ作詞作曲:細野晴臣 編曲:THE真心ブラザーズオリジナルははっぴいえんど、1973年。20年後の1993年、真心がカヴァー。リードヴォーカルは桜井秀俊。アレンジはトロピカル三部作からの引用の嵐でサウンドコラージュの様相を呈している。最後は「はらいそ」の足音(台詞なし)なのでフルコーラスかけた。
⑧「FIRE CRACKER」YMO作曲:Martin Denny1993年再生YMOのLIVE VERSION@東京ドーム。
⑨「日本の人」HIS作詞:忌野清志郎 作曲:細野晴臣
細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美のユニットの1991年作。オリジナルは細野晴臣「the Man of China」1986年。
⑩「時代よ変われ」つみきみほ作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 編曲:清水信之
ボーイッシュアイドルの1988年作で締めた。あと1カ月遅かったら、あのクリスマスソングを最後にかけたんだろうな。
以上10曲。タイトル曲(A面曲)が4曲、カップリング曲が6曲だった。
細野観光→No Smoking観て盛り上がりまくり、もう8cmで細野トリビュートやるのは自分しかいないっ!と勝手な責任感で突っ走った。
細野さん50周年おめでとうございます!

2019.11.16天国にいちばん近い8cmCD 後半

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続いて後半。
飛びカトウさんとDJ JARECOさんのプレイを聴き再びDJブースへ潜りこむ。

飛びカトウさんがかけたのはこんな8cmたち。


DJ JARECOさんは名曲「デンワしてダーリン」などで盛り上げてた。
飛びカトウさんのラスト、ロング・バケーション「シェリーにくちづけ」を多少意識してフレンチポップ日本語カヴァーで始めてみた。
アクアポニスト L'aquoiboniste(無造作紳士)」岡崎律子秋らしくしっとりジェーン・バーキン日本語カヴァー。もちろんセルジュ・ゲンスブール作品。
思い出のロックンロール」安田成美2曲続けてゲンスブールがバーキンに書いた作品(の日本語カヴァー)。うーん、秋のカフェにぴったりじゃないか。
「Girlfriend」太田貴子しっとり路線は終了し、80'sファンク。ペブルズ1987年のヒット曲を日本語カヴァー。もといさんが「おおっガールフレンド!」と立ち上がってブースに寄ってきてくれたのが嬉しかった。
「Silent Dancer」少年隊ダンスナンバーを続けて。1988年の12インチシングルを8cm化。
「続・卒業」Zazou横山剣がクレイジーケンバンドの前にやっていたザズー1990年のシングル。

「聖書」岡村靖幸ジャパニーズファンクの8cmといえばコレ!
Fat」アル・ヤンコビック岡村ちゃんの後にプリンスじゃ普通だなと思いマイケル…と思ったけどマイケル持ってこなかったのでアル。
「気になるアイツ」我妻佳代Ana"The Boy Next Door"(1987)の日本語カヴァー。
星空のパスポート」芳賀ゆいアイドルポップを続けて。
「愛は切なくて」ややMarc Almond "A Lover Spurned"日本語カヴァー。洋楽カヴァーとは思えなぬド演歌っぷりにカフェの空気が変わった(悪い意味で)。
哀しみのダンス」剣ジュンさらに追い討ちをかけるように演歌系洋楽日本語カヴァー。Leonard Cohen "Dance me to the End of Love"を日本語化した野心作。晩秋にぴったりな曲なんだけどねーまぁちょっとマニアック過ぎたか…
「愛のメロディー」佐藤聖子次のもといさんに繋ぐのにあんまり微妙な雰囲気なのもマズいか、とスイートソウルへ路線変更。名曲!
で、自分の出番が終わると同時に退席。失礼しました〜

8cmCD33周年

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今日2月21日は日本の8cmCDの誕生日!
1988年生まれなので今日で33歳。
3年前の30周年で選ばなかった1988年2月21日発売ファーストラインナップ10枚を並べる。
最初はVAP4枚。
20010-10「アイドルを探せ」菊池桃子作詞:売野雅勇 作編曲:林哲司1987年の10thシングル再発。菊池桃子は12枚の既発シングルをこの日一気に8cmシングル化した。
20016-10「風のLONELY WAY」杉山清貴
作詞:田口俊 作曲:杉山清貴 編曲:林哲司1988年1月13日発売のソロ5thシングルを約1ヶ月後に8cmCD化。火サス主題歌。

20017-10「君は1000%」1986オメガトライブ作詞:有川正沙子 作曲:和泉常寛 編曲:新川博1986年作品。カルロス・トシキがヴォーカルで加入後の初シングルを再発。
20026-10「ふたりの夏物語」杉山清貴&オメガトライブ
作詞:康珍化 作編曲:林哲司1985年作品。バンド最大のヒットになった5thシングルの再発。
VICTORから2枚。
VDRS1003「ストレンジャーtonight」荻野目洋子
作詞:売野雅勇 作曲:NOBODY 編曲:米光亮1988年1月21日発売の14thシングルをちょうど1ヶ月後に8cmCD化。
VDPS1003「TOY BOY」SINITTA
作詞作曲:Stock-Aitken-Waterman1987年作品。今回唯一の洋楽8cm。
meldacからも2枚。
10MD-1「CRYING YOUTH」篠原太郎作詞作曲編曲:篠原太郎8cmCDの誕生日にデビューした篠原太郎、唯一のシングル。カップリングはフィル・スペクター作の「Young Boy Blues」。
10MD-2「孤独の叫び」ジョニー吉長
作詞作曲:宇崎竜童 編曲:石田長生ピンククラウドの活動で知られるドラマーのソロ作品。
PONY CANYONから1枚。
S10A0004「恋人はワイン色」チャゲ&飛鳥
作詞作曲:飛鳥涼 編曲:西平彰1988年2月5日発売の20thシングルを16日後に8cmCD化。
最後はNEC AVENUE。
N10C-2「FOXY GIRL」CAPTAIN GEORGE WITH NIPPER ZIPPER
作詞:藤谷譲二 作曲:栗林誠一郎 編曲:Dプロジェクトキャプテン・ジョージこと藤谷譲二は現在ケヴィン・クローンの名前でタレント活動中。カップリング「20th Century Boy」はT-Rexカヴァー。
すべて消費税表示なしの初期プレス。
1年以上空いたのでいろいろ忘れている。初心に帰る意味で2月21日から再開するのは悪くないんじゃないか。

「TRUTH」T-SQUARE 1987年、陸上自衛隊中央音楽隊 1993年

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①トゥルース TRUTHT-SQUARE作曲:安藤まさひろ1987年作品を1991年10月10日シングルカット。フジテレビ「F-1グランプリ」テーマ曲として有名なバンドの代表作。
程よいスピード感に乗せられ、聴いているうちじわじわテンションが上がってきてしまう。アドレナリン分泌促進効果を期待され、パチンコ屋やバーゲンのBGMとしても有能。
②TRUTH 1991本田雅人のSAXをフィーチャーしたニューヴァージョン。
陸上自衛隊中央音楽隊 1993年の非売品8cm「DREAM OF S.D.F. SOUND」。
①トゥルース TRUTH編曲:星出尚志陸自のブラスバンドが奏でる吹奏楽版。原曲の疾走感ほか何か大事なモノが確実に失われているのに、どうしてか憎めない面白さがある。この曲をブラスアレンジにしてみようってアイデアだけでも凄いが演奏もさすがの結束力を見せつける。昨年10月に参加した配信8cmCDイベントで1曲目にかけた。ディスク百合おんさんに喜んでもらえてよかった。
②ひそかな祈り I Pray for Peace Forever作詞:刑部省吾 補作詞:山上路夫 作曲:岩下章二 補作曲:平尾昌晃男性自衛官4人の合唱による平和への祈り。そんじょそこらのシンガーとはリアリティが違うのだよ!
③セントルイス・ブルース・マーチ Saint Louis Blues March作曲:W. C. Handy 編曲:J. Gray他が変化球だらけなので「普通にブラスバンドっぽい曲も入れときましょうや」って感じか。
④ユーミン・ポートレート Portrait of YUMING作曲:荒井由実、松任谷由実 編曲:真島俊夫翳りゆく部屋〜あの日にかえりたい〜リフレインが叫んでる〜卒業写真〜中央フリーウェイほぼ荒井時代で固めたユーミンメドレー。いきなり「翳りゆく部屋」か!「輝きはもどらない わたしが今死んでも」って自衛隊が演奏する曲としてはどうなんだ(歌詞は歌われていないが)。ドラマチックに盛り上げた「卒業写真」からのサンバ調「中央フリーウェイ」の開放感!ズバッと切れる唐突なエンディングもよい。
非売品…どこで配られたんだろ。中古で10枚セット450円に入っていた1枚。ジャケは迷彩服でポーズをとる伊藤智子。ちょっと調べきれないお名前だが階級が書いてないのでたぶんモデルさん。

「ABC (KRANKY MIX)」草蜢(GRASSHOPPER) 1989年

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  草蜢(GRASSHOPPER) 1989年作品(12インチアナログ?)を2015年に8cmCD化したもの。   ①ABC (KRANKY MIX) 作詞:林振強 作曲:筒美京平 監/混音:黄祖輝 香港の男性アイドルグループが少年隊1987年のヒット曲をカヴァー。 80年代リミックスらしく、やたら長いイントロにじらされるが、歌いだすとこれはこれでジャニーズ魂を感じる中国語版。6分27秒。  ところで黄祖輝のクレジットは「監/混音」なのだが編曲でいいのかな?混音ってリミックスぽいか。
②紅唇的吻(EXTENDED VERSION)(Adlip 黄耀明)作詞:蔡一智 作曲:葛口雅行 監/混音:黄祖輝葛口雅行は明菜や早見優に曲提供している人物。これもカヴァーなのか?聴いたことがあるようなないような…哀愁漂うダンスナンバー。ドラムの音色が紛れもなく80'sな6分22秒。
追記:中森明菜「Heartbreak」(1989年)のカヴァーだった。そもそもこの香港盤8cmの存在を教えてもらったマノスケさんから情報いただきました。ありがとうございます。
③暫停・開始過(BACK TRACK)作詞:潘源良 作曲:長沢ヒロ 監/混音:黄祖輝なぜか急にカラオケ。カラオケのみなのに作詞クレジットも付いてる。長沢ヒロの提供曲なのかな…?
追記:「愛に…憑かれて」近藤真彦(1985年)カヴァーだった(こちらもマノスケさん情報)
香港製(日本生産) 昨年、Twitterを通じて教えてもらった香港の通販サイトで新品を買った。https://ushop.umwebzine.com/reissue/3-inches-cd.html?show_out_of_stock=1

69香港ドル+送料で1500円くらい? PolyGram50周年で作られたようだ。日本で活躍した香港関連アーティスト(フェイ・ウォン、ケリー・チャンなど)や台湾のテレサ・テンなどの日本盤を復刻したものもあるが、この草蜢のように香港80'sモノをどういう脈絡か8cmシング化したものも多数。  

「プーペの吐息」河野小百合 1995年

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河野小百合唯一の録音。
ヌード写真集も出しているグラビアアイドルの音楽活動。ファンクラブ「サユリスト94」はどれくらい活動したのだろうか。   ①プーペの吐息 作詞:山添ヒロユキ/NOBORU 作編曲:リッキー坪井 哀愁の打ち込みサウンドに乗せて小百合のふんわりしたラップが始まる。「ねえ終わったあと なんでしゃべらないの?」情事のあといきなり冷める彼とのすれ違い。サビはいきなり伸びやかにメロディを歌う。素人臭さは否めないが意外とリズムは悪くないのでラップをやらせたくなる気持ちは分かる。間奏、アウトロのサックスソロが気だるい夜のムードを醸すアダルトラップ歌謡の隠れた名品。プーペは仏語のPoupée(人形)のこと。   ②物語はいつもル・ランディー 作詞:山添ヒロユキ 作編曲:宮部トモオ 「ジュ ヴー」とカタカナ仏語で始まるたどたどしいバラード。アコギが印象的な薄いサウンドが小百合の薄幸ヴォーカルとマッチしてなにやらいい感じ。古谷玲香好きなら買い!(ニッチ)
③④カラオケ    定価1000円、中古で800円。 昨年蒲田えとせとらレコードの閉店セールで購入。 膝を曲げ両脚を外側にしてお尻をぺたんと床につけた全身像。薄着で裸足だけどグラビアアイドルのアピールとしては何かがズレ気味。両手は胸の前で組んで祈りのポーズ?裏ジャケの垢抜けなさも含め滲み出るB級感がなんだか気になる。  

8cmCD 35周年

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ご無沙汰です。

今年、2023年は節目の年。1988年2月21日誕生した日本の縦長ジャケットの8cmCD、通称「短冊」。
今年は35周年記念で2月21日に新譜が4タイトル同時にリリースされる快挙。「短冊CD発売35周年勝手に応援委員会」ありがとう。祭りに乗ってけ!と久々にgooblogアプリを起動。
Twitterにかまけて1年以上放置したので勝手を忘れている。さっき見たら高山美図紀さん(たぶん本物)からコメントきてて歓喜!
写真はTBS朝の情報バラエティ「ラヴィット!」のひとコマ。ちょうど1年前の2月21日TV画面を撮影。この日の特集は8cmシングル。番組冒頭で川島明が「コレクターの方からお借りしました」と紹介したのが写真の1988年2月21日発売の8cmシングルたち。この22枚は、私が貸したものだった。

放送後、無事返却されたのでTVを真似て並べてみた。24枚送ったのに放送に乗らなかったのが2枚。シニータ「TOY BOY」とチャゲアス「恋人はワイン色」。飛鳥、局の放送コードに引っかかってしまったか…
せっかくの35周年なのでブログも少し頑張ろうと思う。

「曖昧❤︎ロマンティック」AMIN 1994年

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ニュートーラスのシティポップ。Produced by 林哲司。
中国出身と思われるピュア8cmシンガー唯一の作品。
①曖昧❤︎ロマンティックテレビ東京系「深夜してよ!」オープニング・テーマ作詞:田辺智沙、作曲:林哲司、編曲:林有三グルーヴィーなサウンドにキレのいい女性ヴォーカル。林哲司のコントロールされた下世話感がぐいぐい主張してくるメロディ。それでもベタな歌謡曲にならないのは中国語を母国語とするシンガー独特の響きがいいフックになっているから(ただしアグネス・チャンほどクセは強くない)。
②ひとりで居る時はいつも(中国語ヴァージョン)作詞:立川俊之、訳詞:巫慧敏、作曲:立川俊之、編曲:難波弘之・林有三大事MANブラザーズバンドの立川俊之が提供したバラード。
③ひとりで居る時はいつも作詞作曲:立川俊之、編曲:難波弘之・林有三日本語ヴァージョンのほうが3曲目。
④①のカラオケ
定価1000円、2022年ディスクユニオンで800円くらいで購入。裏はチャイナドレス。


「retour [ルトゥール]」今井美樹 1990年

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今井美樹の非売品8cmCD。
①トーク44秒の本人による曲紹介トラック。retourは仏語で蘇生の意味。
②retour作詞:今井美樹 作曲:柿原朱美 編曲:佐藤準サンヨーAVCキャンペーンCMソング夏の朝、ひとり目覚める場面から始まる5thアルバム『retour』のオープニングナンバー。地味めで通常はシングルにならなそうな作品だがCMのイメージに合ったのだろう。SSW柿原朱美提供曲。
非売品。中古で1100円。メジャーシンガーのサブスクで聴ける曲に1000円以上出すのはどうか?と迷ったがジャケが良すぎたので購入。ウサ耳を付けてアンニュイに目を伏せた今井美樹。
裏はモノクロ。



「酸っぱい経験」北原歩 & OHeSo 1996年

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 露出多めのアイドルとしてPANAMから4枚の8cmシングルを1992〜93年にリリース。 1995年のPANAM5枚目は路線変更で三木たかし作曲のアダルト歌謡。 1996年トーラスに移籍し北原歩 & OHeSo名義でリリースした「酸っぱい経験」が最後のシングルとなった。OHeSoのメンバーは河西あきら、川村美穂、水谷菜穂子。3人でグラビア活動をしていたようだ。
①酸っぱい経験 作詞:三浦徳子 作編曲:小笠原寛多岐川裕美1980年作をカヴァー。年下の男をリードしてあげる大人の女性を描くヒット曲。オリジナルと同じく小笠原寛がアレンジしているが、スペクター風だった多岐川ヴァージョンとはガラッと印象が変わるラテンアレンジ。曲がいいからカラッとしたアレンジで切なさが強調される。北原歩とコーラス隊OHeSoの色気をアピールしすぎないヴォーカルも好印象の名カヴァー。
  ②君に欠けていること  作詞:三浦徳子 作編曲:小笠原寛 同じソングライトチームによるオリジナル曲。男どもにダメ出ししまくるロックン・ロールナンバー。
 ③④カラオケ
 定価1000円。中古で150円。 2022年10月1日、立川妖怪盆踊りに出店していたventlaさんから購入。この日は民謡クルセイダーズとスチャダラパーのライブの間に80枚(12000円)も買ってしまった。



2022.11.12 天国にいちばん近い8cmCD

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3年ぶりのイベント参加を半年以上たって振り返る。
天国にいちばん近い8cmCD2022年11月12日sat 17:00-24:00BOYS TOWN CAFE

17:00-18:00  オープニング(座談会)18:00-18:30  カリメロ王国18:30-19:00 変珍19:00-19:30  HiSA19:30-20:00 dj61020:00-20:30  飛びカトウ20:30-21:00  もとい21:00-21:30  nakamura8cm21:30-22:00  ディスク百合おん22:00-22:30 ナウい女22:30-23:00 DJ JARECO23:00-24:00 BtoB
オープニングは座談会ではなく、それぞれ少し語って1枚かけるスタイル。
「L’aventuriere」Manna 1995年はっきりF. アルディ「さよならを教えて」を下敷きにしたフランス語ポップス。
「愛して欲しい -ニュージャック・ヴァージョン」琴桃川凛メイキングラブ 1991年飛び道具。
私の出番はもといさんと百合おんさんの間の30分。思い出してみよう。
①「さよならの秘密」市井由理 1994年でダークに始めてみた。作詞:菊地成孔+ハラミドリ、作編曲:ASA-CHANG+吉田智、ホーン・アレンジ:菊地成孔

②「禁じられた遊び」岡崎葉 1995年最初に天8に参加した時にもかけた曲。3年ぶりに大好きなこの曲をかけたかった。作詞:岡崎葉・朝水彼方、作編曲:岩崎工

③「酸っぱい経験」北原歩 & OHeSo 1996年 作詞:三浦徳子、作編曲:小笠原寛多岐川裕美(1980年)カヴァー。ラテンアレンジ。
  ④「ナオミの夢」anna 1999年 作詞:TIRZAH ATAR、日本語詩:片桐和子、作曲:DAVID KRIVOSHAI、編曲:崎谷健次郎 ヘドバとダビデ(1971年)カヴァー。
 ⑤「ジュヴゼーム~悪い予感」荒井尚子 1990年 作詞作曲:中原めいこ
 ⑥「恋人じゃない」PALM 1997年 作詞:朝水彼方 作曲:斉藤誠 斉藤誠+NANA(近藤名奈)のユニット唯一の作品。ベストオブマイラブ歌謡。
  ⑦「SATURDAY NIGHT ZOMBIES」松任谷由実 1987年 作詞作曲:松任谷由実、編曲:松任谷正隆 土曜なんで。祝ユーミン50周年!
 ⑧「Let's A•B•C」富樫明生 1989年 作詞作曲:富樫明生 ここから富樫明生特集!
 ⑨「What's your name?XXX (O.S.O.C.Mix)」LUV 2 SHY 1997年 作詞作曲編曲:富樫明生  ⑩「あなたがいて わたくしがいて」オボッチャマン君 1999年 作詞:奥山美由希、m.c.A・T、作編曲:富樫明生名作アニソン!
 11「抱きしめたい」麗美 1992年 作詞作曲:堀川麗美、編曲:堀川麗美・富樫明生  12「うしろむきのLOVE」相楽晴子 1988年作詞:湯岡智子、作曲:兼元一夫、編曲:中村哲
で終了。
BtoBで「今だけのLOVE SONG」渡辺満里奈 1991年作詞:工藤順子・渡辺満里奈、作曲:橋本晶子、編曲:松本晃彦
限りなくフェアーグラウンド・アトラクション「パーフェクト」な満里奈かけてお先に失礼しました。

2023.8.5 天国にいちばん近い8cmCD

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8月5日(土)不動前BOYS TOWN CAFEでdj610さん主催の8cmCDイベント「天国にいちばん近い8cmCD」昨年11月に続いて参加。

今回はmarble≠marbleのLIVEあり!


17:00- dj61017:30- Tnaka18:00- カリメロ王国18:30- HiSA19:00- 飛びカトウ19:30- 変珍20:00- もとい20:30- ナウい女21:00-【LIVE】marble≠marble21:30- カマタダイスケ22:00- デラ22:30- nakamura8cm23:00- DJ JARECO23:30- ENDING BtoB
dj610から始まる!いつもながら見たことない(そして手に入りそうにない)8cmCD連発。
新顔djTnakaはmarble≠marbleのヴォーカリスト。DJデビューだったのかな?とにかく楽しそうに回す姿に会場盛り上がる!
marble≠marbleのLIVEは8cm縛りセットリスト。パラパラ強要されたり、コール&レスポンスありの楽しいLIVE。狭いステージ(DJブース)で動き回るTnakaちゃん頭2回強打してた…4th「WONDERLAND」名曲!やっぱ生はいいねー1st持ってなかったので購入(中古8cmCD10枚との物々交換?)しサインもらった。3rdと4thは持ち込みでサインもらった。2ndは前回の天8(2022年)で購入しサインもらった。つまり4枚ともサイン入りで揃えた。そうそう、この日私が着ていたのはmarble≠marble通販サイトで買った8cmCD刺繍Tシャツだった。
私の出番は22:30からのゴールデンタイム。噂の100円CDディガー&DJデラさんのあと。デラさんからは100円CDmixCDをやはり中古8cmCD10枚と物々交換でゲット。
1.「クラッシュ万事休す」SCSCZIPS 1998年作詞:岡田徹・BANANA ICE、作編曲:岡田徹まったく不得意分野のゲーム音楽でスタート。もちろん岡田徹追悼で。
2.「DEEP」四人囃子 1989年あの四人囃子のダンスチューン。アルバム『DANCE』のプロモ盤8cmCD。
3.「ラストダンスは私に」天野小夜子 1996年作詞作曲:Doc Pomus/Mort Shuman 日本語詞:岩谷時子Produced by 岡野ハジメ肉食系ラストダンス。
4.「スナオになりたいね」種ともこ 1993年作詞作曲編曲:種ともこ信藤三雄ジャケを毎日1枚ずつ聴いていく中で発見した名曲。
5.「恨み節」岡本夏生 1991年作詞:伊藤俊也、作曲:菊池俊輔、編曲:塩塚博オリジナルは梶芽衣子(1972年)。いい曲の後の照れ隠し的駄カヴァー。
6.「Nile in Blue」菊池桃子 1987年作詞:売野雅勇、作曲:林哲司、編曲:鷺巣詩郎グルーヴィーなトラックにグルーヴしない桃子!
7.「曖昧❤︎ロマンティック」AMIN 1994年作詞:田辺智沙、作曲:林哲司、編曲:林有三
林哲司を続けて。上海出身のAMINはのちに夜総会bandのa-minとして活動。
8.「Sweet Summer Night」ユ・ミリ 1988年作詞:山口美江、作曲:井上大輔、編曲:船山基紀日本語ネイティブでないシンガーを続けて。こちらは韓国のシンガー。
9.「ひと夏の経験」OG'S 1991年作詞:千家和也、作曲:都倉俊一、編曲:幾見雅博 小池修山口百恵(1974年)ラテンカヴァー。
10.「BLUESY NIGHT IN TOKYO」原千晶 1994年作詞作曲編曲:MJ. Shelly原千晶唯一の作品からカップリング曲を。
11.「Passing Love」麻生由妃 1988年作詞:永井美由紀、作曲:浅野穣、編曲:長岡成貢
ジャケがいい!と評判だった。調べようとすると自分のブログというパターン。
12.「夜明けまでボーダレス」カルロス・トシキ 1991年作詞:有川正沙子、作曲:和泉常寛、編曲:新川博カルロスソロの名曲で締めてJARECOさんに繋ぐ。ナウ女に受けてよかった!
会場はほぼ満員でたぶんこのイベント知らない外国人の団体さんもいた。
夜も更けて客もほとんど帰ったあとに残ったメンバーでBtoB。
「歩いて帰ろう」榊原郁恵・久本雅美 1994年作詞:三谷幸喜、作曲:松任谷由実、編曲:木塚二郎
しっとりコミカルなユーミン作品を。
ラストは610さんが「WOW WAR TONIGHT」NakamuraEmiで締めた。最後までいたの初めてだったな。610さん、今回もありがとうございました!


2023.8.8 #8cmCDを聴く3人夏休み特大号〈前編〉

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8cmCDを聴く3人夏休み特大号〈前編〉


ディスク百合おんさんに誘っていただいて8月8日8cmの日に渋谷に赴いた。
渋谷HOMEまでの道は上り坂!荷物結構重かったのでひーひー言いながらイベント開始時間ちょい過ぎに会場入り。受付で「今日のゲストのnakamura8cm です」と名乗るのはやや気恥ずかしさあり。裏口から楽屋へ。扉の向こうのフロアから百合おんさんのDJが聴こえてくる。

舞台から会場入りして百合おんさん、ちゃんまい、斉藤伸也さんにご挨拶。ワゴンセール用に持ってきた8cmを会場のテーブルに並べたり。
フロアにいたMANOSUKEさんに挨拶されてびっくり!福岡からわざわざ(ほぼ)このイベントのためだけに上京したって相当どうかしてる!嬉しいやらプレッシャーやら…少しでもサービスしようとレア盤8cmを優先的に見てもらった。本当にありがとうございました。
Kiroroを聴きつつ入れ替わり。世界で一番8cmCDを回しているDJから機材のレクチャー受けつつ1枚目をセット。
1.「ハッピーシチュータイム」いはたじゅり 1999年作詞:白峰美津子、作曲:松本俊明、編曲:沢田完
ビッグバンドジャズ+幼女ヴォーカルのアニソンでスタート。ちゃんまいから「かわい〜」いただきテンション上がる。短いのでほぼフルコーラスかけた。
2.「突然、炎のごとく」岡崎葉 1995年作詞:岡崎葉・朝水彼方、作曲・編曲:岩崎工
続いてアダルトなジャズテイストナンバー。
3.「ギャンブラー」永田真代 1991年作詞:サエキけんぞう、作曲・編曲:加藤和彦
みんな大好きサバンナバンド歌謡。
4.「頬に紅い恋」NADJA 1989年作詞:杉川J聡、作曲・編曲:清水靖晃清水靖晃のアレンジが冴える低音女性ヴォーカルもの。
5.「ヒー・ラヴズ・ミー」水谷ケイ with バンナバンナ 1996年作詞作曲:Max di Carlo/Christian de Walden/Carlos Toro Montoro、日本盤詞:柳沢直弥フィリピンの女性3人組Vanna Vanna "He Loves Me" (1996年)カヴァー。ギルガメッシュでドリーミーな名曲!

これかけてる時に百合おんさんが撮ってくれた写真。ベッド・インキャップかぶってmarble≠marbleのTシャツ着てる。
6.「嘘泣きでCHEEK」アマゾンズ1989年7月21日発売作詞作曲:Pareja Obregon、日本語詞:大山潤子、編曲:清水信之&池尻サウンド・マシーン"Cantinero de Cuba" Sergio y Estíbaliz傑作日本語カヴァー。
7.「ダイヤモンド見分けなさい -Is it true love-」中原めいこ 1990年作詞作曲:中原めいこ、編曲:中村哲ちゃんまいのヴォーカルは中原めいこっぽいと思うのでめいこは1曲かけとこうと。
8.「夏の予感」島田奈美 1989年作詞:有川正沙子、作曲:熊谷隆夫、編曲:入江純メロウパート。夏が近づいてくる曲だけどサビは「失う夏を 今から惜しむ」そんな気分だったさ。
9.「SURF & TEARS」杏里 1987年作詞:吉元由美 作曲:ANRI 編曲:入江純入江純アレンジ作を続けて。「♪夏を忘れない大人でいーたーいー」はい、皆さんご一緒にー
10.「GET UP」早見優 1988年作詞:湯川れい子、作曲:葛口雅行 、編曲:武部聡志ラストへ向けてアッパーにいく!
11. 「ハートがまっぷたつ」OCHA∞ME 2023年作詞作曲:犬神涼、編曲:OCHA∞ME ayU tokiO Detroit Mix笠木忍(2002年)の名作をカヴァー。今年7月7日 #短冊CDの日 にリリースされた新作。
12.「日々のあわ」宇宙ネコ子とラブリーサマーちゃん 2014年作詞作曲:ねむこラブリーサマーちゃんの声が好きすぎるので愛夏で締め。しかしこれももう9年前なのか…(愕然)
12曲すべて女性ヴォーカルでまとめた。
2019年から始めた8cmCD DJの集大成的内容になったと思う。私にしては繋ぎもまあまあだったのでは?やり切った満足感とともにちゃんまいへバトンタッチ。

何かけたか分かるのはshin◯buさんのおかげ。なんとリアルタイムでメモしてすぐにアップしてくれていた。ありがとうございます。早見優でブチ上がってくれて嬉しい!
後編に続く。

#8cmCDを聴く3人夏休み特大号〈後編〉

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DJタイムにあとはトークコーナー。もともとディスク百合おん、中尊寺まい(ベッド・イン)、斉藤伸也(ONIGAWARA)の3人が好きな8cmCDをかけながら話すイベントなので、ここからが通常スタイル。伸也さんが選んだ富樫明生は好きな8cmだったので嬉しかった。
3人のトーク30分のあと、ゲストとして呼びこまれる。
事前に百合おんさんからこのイベント過去4回のアーカイブ(参加者の肉汁男優さんTwitterのまとめ)を送ってもらい、それを踏まえて3人が好きそうな8cmCDを選んで欲しいとの依頼があった。張り切って選んできたよ、nakamura8cm レコメンドコーナー!
まずは百合おんさんへのおすすめ8cm。
「だってMuchacha」Never Ending Story 1995年作詞:Mika Watanabe 作曲:井上ヨシマサ 編曲:N.E.S.今年この盤を購入したときTwitterにあげたら、百合おんさんが「前に大阪で聞いてよかった」とコメントくれたのでこれは間違いなく好み(安全策)。DJ的にも使える女性ヴォーカルのダンストラック。
続いてちゃんまいへのレコメンド。の前にちゃんまいことアカナ/中尊寺まいがジャケに登場した3枚を本人に見せて古参アピール。もちろん後でサインいただいた。

「精神的M」木村恵子 1990年作詞作曲:木村恵子 編曲:鈴木茂私の「ちゃんまいってMっぽいじゃないですか」のフリにノリよくリアクションいただきありがたや。シティポップ名盤として知られる『STyLE』(1988年)から2年。ビジュアルや歌詞はやや迷走してる感あるけどサウンドは極上。
そして伸也さんへのおすすめ。先ほどの富樫明生「Let's A•B•C」はちょうど私も持ってきていたので伸也さんのと並べてワンペア。じゃあファンクものでしょ、とこの盤を。
「FUNKY KING PART 1」FUNKY KING 1988年作詞:FUNKY KING/MAC THE SEIKOH/Dr. YANN 編曲:ヤン富田ファンキー・キングこと中村ゆうじ&いとうせいこうの掛け合い。JB "Sex Machine"そのまんまだがJBのクレジットはどこにもない。バブリーで余裕があった時代の企画だよね、と一同遠い目。
2周目。
for ディスク百合おん80s K-POPを。
「スウィート・サマー・ナイト」ユ・ミリ 1988年作詞:山口美江 作曲:井上大輔 編曲:船山基紀ソウル出身バークリー音楽院卒の柳美里(同名の小説家とは別人)唯一のシングル。しば漬けの下世話極まる歌詞もよいし、井上大輔・船山基紀の職人芸も見事。なんと言っても日本語ネイティブでないシンガーの舌足らずな歌唱がたまらん。水着の女性のお尻ジャケも最高。3日前のDJイベントでかけたばかりだったのでDJタイムには出さなかったけどここで紹介できて満足。この夏の私のアンセム!最後の撮影タイムで私が持ってたのはこの8cm。
for 中尊寺まい「愛しているならDON'T KISS ME」SHOES 1993年作詞:甲斐ケンジ、作曲:芦沢和則、編曲:籠島裕昌マイナーアイドルユニット唯一の作品。オケヒが喧しい93年らしいサウンドに哀愁のある覚えやすいサビ。廉価版Winkでは片付けられないサムシングを感じる。ちゃんまいが歌ったらハマりそう、と思い紹介。
for 斉藤伸也「遠い夢に逢えるまで」山田邦子&渡辺徹 1995年作詞:森雪之丞 作編曲:平間あきひこ90年代バラエティ番組の両巨頭によるデュエット。家で発掘し全く期待せず聴いたらあれ?いい曲じゃん、と驚いた。どう見てもメジャーな盤なのになぜか中古市場で高額取引されてる…ってことはレア盤なんだろうと確認し、今回のリスト入り。2周目のラストに相応しいメジャー芸能人が歌う知られざる名曲が紹介できた。
レコメンドは3周まではいけるよう用意してた。テンパって分からなくなったときのため一応リストを印刷してきたけど見なくても大丈夫だった。無事役目を終え、ほっとする間もなくプレゼントじゃんけん。残念ながら勝ち残れず、3人の目覚ましボイス8cmゲットならず!
最後は4人でBtoB。

百合おんさん→ちゃんまい→伸也さん→私の順で4周したんだな。
私がかけた4曲は…
「スウィッチ!」ガールズplus1 1996年作詞:山口雅俊、作曲:中川孝、編曲:モロ・ジョルジオ
ゆるーい90年代深夜ドラマノリをそのまま曲にパッケージ。番組出演者たちの歌唱(ラップもある)がゆるゆるすぎて逆にパンキッシュ。スティールパンでトロピカルムードもあるし夏にぴったり!好きな曲だったけどこんなに大きな音で聴いたのは初めて。改めていい曲だなーと聴き入っていたら、ちゃんまいが「この曲かわい〜」と気に入ってくれた。かけ終わったこの盤をちゃんまいにプレゼント。家にあと2枚あるからね!
「楽園ホテルに夜がくる」藤野明美 1990年作詞:戸沢暢美、作編曲:沖山優司ピュア8cmシンガーの傑作ダンスナンバー。
「Passing Love」麻生由妃 1988年作詞:永井美由紀、作曲:浅野穣、編曲:長岡成貢3日前のイベントでも好評だった水着ジャケのかくれた名盤。
イベントの最後の1曲を任され、選んだのはこの曲。
「Cola Boys & Lemon Lime Wendy」smooth 1998年作詞:西東レモン、作曲:濱方保、編曲:MEGAMOUTH吉本興業所属のアイドルユニット最後のシングル。少年たちとWendyの恋愛未満な関係を描いた歌詞。3番でWendyは遠い町へ引っ越していっちゃう。百合おんさんご指摘のようにナイアガラ成分ありの擬似アメリカンポップス。

振り返れば2枚を除いて女性ヴォーカルものばかりだった(ま、これはいつもどおり)。
最後に記念撮影。

終演後後片付けしながらちゃんまいと百合おんさんにサインもらった。



ONIGAWARAは残念ながら8cmリリースがないので持ってなかった…
ちゃんまい、百合おんさんと別れ、渋谷駅まで伸也さんと一緒に歩いていたらONIGAWARAファンの若者に声をかけられ「一緒に写真いいすか?」と撮られてた。伸也さんポーカーフェイスだけどあとでぼそっと「こんなこと初めてです」と微妙に嬉しそうで萌え。
8cmCD35周年に相応しい夏の思い出。主催の3人はもちろん、見に来てくれた皆さんもありがとうございました!

1989年3月21日〜8cmCDの一番多い日〜前編

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最も多くの8cmCDがリリースされた日はいつだろう?調べていたら1989年3月21日ヤバくね?と気付きカウントしてみた。今からちょうど35年前の8cmCD売り場を覗いてみよう。
まず最大勢力、CBS/SONYのPlatinum Single SERIESから。CBS/SONYの過去のカタログから人気アーティストのシングルA面曲を2in1で8cmシングル化した。10EH-で始まる品番に続く4桁の数字をタイトルの前に書いた。

山口百恵
3173「青い果実」
3174「禁じられた遊び」
3175「ひと夏の経験」
3176「冬の色」
3177「夏ひらく青春」
3178「白い約束」
3179「横須賀ストーリー」
3180「赤い衝撃」
3181「夢先案内人」
3182「秋桜」
3183「プレイバックPart2」
3184「いい日旅立ち」
3185「美・サイレント」
3186「しなやかに歌って」
3187「ロックンロール・ウィドウ」
3189「一恵」 (あれ3188は?)

郷ひろみ
3190「男の子女の子」
3191「ハリウッド・スキャンダル」
3192「よろしく哀愁」

南沙織
3193「17才」
3194「色づく街」

原田知世
3195「天国にいちばん近い島」
3196「雨のプラネタリウム」

松田聖子
3197「裸足の季節」
3198「風は秋色」
3199「夏の扉」
3200「赤いスイートピー」
3201「渚のバルコニー」
3202「秘密の花園」
3203「天国のキッス」
3204「ガラスの林檎」
3205「Rock'n Rouge」
3206「ピンクのモーツァルト」
3207「天使のウィンク」
3208「ストロベリー・タイム」

近藤真彦
3209「ヨイショッ!」
3210「大将」
3211「青春」
3212「愚か者」

シブがき隊
3213「NAI NAI 16」
3214「Zokkon命」
3215「サムライ・ニッポン」
3216「アッパレ!フジヤマ」
3217「トラ!トラ!トラ!」

渡辺真知子
3218「迷い道」

太田裕美
3219「木綿のハンカチーフ」

米米CLUB
3220「I•CAN•BE」
3221「Paradise」

ハウンドドッグ
3222「嵐の金曜日」
3223「涙のバースデイ」
3224「プリーズ・プリーズ・プリーズ」
3225「ff(フォルテシモ)」
3226「ROCKS」

爆風スランプ
3227「うわさになりたい」
3228「愛がいそいでいる」

キャンディーズ
3229「あなたに夢中」
3230「危ない土曜日」
3231「年下の男の子」
3232「その気にさせないで」
3233「春一番」
3234「ハート泥棒」
3235「暑中お見舞い申し上げます」
3236「アン・ドゥ・トロワ」
3237「微笑みがえし」

チューブ
3238「サマードリーム」
3239「シーズン・イン・ザ・サン」
3240「ベストセラー・サマー」

浜田省吾
3241「路地裏の少年」
3242「木枯らしの季節」
3243「明日なき世代」
3244「ラストショー」
3245「MY HOME TOWN」
3246「BIG BOY BLUES」

尾崎豊
3247「DRIVING ALL NIGHT」
3248「卒業」

白井貴子
3249「CHANCE!」

村下孝蔵
3250「初恋」
3251「ゆうこ」

レベッカ
3252「LOVE IS CASH」
3253「RASPBERRY DREAM」
3254「WEARHAM BOAT CLUB」
3255「MONOTONE BOY」

矢沢永吉
3256「アイ・ラヴ・ユー、OK」
3257「ひき潮」
3258「時間よ止まれ」

吉田拓郎
3259「結婚しようよ」
3260「旅の宿」

以上、87タイトル!

新譜も出してるCBS/SONY3261「キッスでささやいて…」伊藤智恵理」
3262「RISAの片想い」伊藤美紀
3263「シェリー・ムーンにくちづけ」MINNIE
3264「イン・ザ・ドリーム」織田哲郎
3166「ZOO」ECHOES

10EP3072「ザ・ジョーカー」クワイエット・ライオット
洋楽部門も合わせ、CBS/SONYだけで93タイトル。
EPIC/SONY
10•8H-3085「stop&ギミーラブ」大沢誉志幸
10•8H-3092「あなたに会いたくて」DREAMS COME TRUE
10•8H-3100「JUST ONE VICTORY」TM NETWORK
Epicは3枚。SONY合算で96.
ColumbiaはCBSに次いで多い。新譜が3+再発が30で33!
10CA-8165「小市民2」嘉門達夫と小倉久寛
10CA-8166「背中に書いたルーム・ナンバー」中里あき子
10CA-8167「黒く塗られたYesterday」LOOK OUT

12CA-8155「ゆずり葉の宿」島倉千代子
12CA-8168「浪花夢あかり」北見恭子12CA-8169「あなた船」高村典子12CA-8170「みだれ髪」美空ひばり
12CA-8171「おまえに惚れた」美空ひばり
12CA-8172「人生いろいろ」島倉千代子
12CA-8173「鳳仙花」島倉千代子
12CA-8174「舞酔い雪」大川栄策
12CA-8175「さざんかの宿」大川栄策
12CA-8176「夢花火」金田たつえ12CA-8177「滝の白糸」石川さゆり12CA-8178「夫婦善哉」石川さゆり
12CA-8179「北緯五十度」細川たかし
12CA-8180「北酒場」細川たかし
12CA-8181「冬の恋歌」八代亜紀
12CA-8182「さよなら橋」新沼謙治12CA-8183「いのち川」宮史郎
12CA-8184「旅の終りに」冠二郎
12CA-8185「氷雨」佳山明生
12CA-8186「男なら」松原のぶえ
12CA-8187「王将一代小春しぐれ」大和さくら
12CA-8188「夫婦坂」都はるみ
12CA-8189「大阪しぐれ」都はるみ
12CA-8190「浪花姉妹」島倉千代子、石川さゆり12CA-8191「夫婦酒」大川栄策、金田たつえ
12CA-8192「望郷浪花節」宮史郎、金田たつえ12CA-8193「泣きながら夢を見て」佳山明生&貴美
12CA-8194「星が見ていた」細川たかし、武山あきよ
12CA-8195「めぐり逢い赤坂」新沼謙治、松原のぶえ
12CA-8196「野に咲く花のように」ダ・カーポ 続く

1989年3月21日〜8cmCDの一番多い日〜後編

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続き
PONY CANYONは洋楽部門含め17S8A0245「DASH!」横山智佐

S10A-0208「イヤな音をおきき」Rame
S10A-0251「ROOM」チェッカーズ 
S10A-0252「Always I Love You」ザ・シャムロック
S10A-0253「午前1時のベルが鳴る」パッセンジャーズ
S10A-0254「情熱のささやき」小高恵美
S10A-0255「えくぼ」山本譲二

S10G-0006「こんこんこんのこぎつねさん」ムック
S10G-0007「チャックのラジオ体操第一第二」チャック・ウィルソン
Canyon InternationalS10Y-1043「タイム・アフター・タイム」Dr.マネーS10Y-1044「ヤング・ピープル」アーシュラS10Y-1045「アイム・ルージング・ユー」サヴェージS10Y-1047「メーキン・フレンズ」アンドリュー・ゴールドS10Y-1048「恋するDIO」エドモンド・シルバースS10Y-1049「ルック・イン・マイ・ハート」アリッサ・ミラノS10Y-1050「ハウス・アタック」ミラージュS10Y-1051「スタンド・バイ・ミー」14カラット・ソウル
A&Mは洋楽3
S10Y-3066「テンダー・ハンズ」クリス・デ・バーS10Y-3067「ダウンタウン」ONE 2 MANYS10Y-3068「ドライヴ・マイ・カー」デヴィッド・クロスビー 
KINGはウルトラマン中心に12
K10X-30003「しあわせプロローグ」成知由梨
K10X 30004「ウルトラQ」
K10X 30005「ウルトラマン」
K10X 30006「ウルトラセブン」
K10X 30007「ウルトラマンA」
K10X 30008「ウルトラマンタロウ」
K10X 30009「ウルトラマンレオ」
K12X-30001「女の舞」 大月みやこ
K12X-30002「花宴」大月みやこ
K10Y-30001「ユー・アー・マイ・サティスファクション」スーザン・リンクK10Y-30002「ロック・オン」カット・マスターGK10Y-30003「オラ・オラ・オラ」ミスター・クランボ
VICTORはほぼ新譜で8
VDRS-1108「おめでとうございます」海老一染之助染太郎
VDRS-1125「ワンス・アゲイン」UP BEAT
VDRS-1128「美人薄命」アン・ルイス
VDRS-1130「Big City Fish」金子美香
VDRS-1132「負ける気せんね」辛坊治郎&森たけし

VDPS-1028「フェイス・トゥ・フェイス」タイガー大越VDPS-1030「涙をみせないで」ムーランルージュVDPS-1031「モア・ザン・ミーツ・ジ・アイ」ヨーロッパ
centuryはMan 2 Manが4枚同日発売含む5
S10ED-5068「キューバ」マン・トゥ・マンS10ED-5069「メイル・ストリッパー」マン・トゥ・マンS10ED-5070「アット・ザ・ジム」マン・トゥ・マンS10ED-5071「アイ・ニード・ア・マン」マン・トゥ・マンS10ED-5072「ホウィップラッシュ」イーストバウンド・エクスプレスウェイ
TEICHIKUは内藤やす子が3/5で5
10CH-60「ルビー・チューズデイ」エンジェルス(Continental)
10CH-61「DON MAI」岡本南
10CH-63「思い出ぼろぼろ」 内藤やす子
10CH-64「弟よ」 内藤やす子
10CH-65「六本木ララバイ」 内藤やす子

BMGビクター 5A10D-117「ザ・ベスト・フォー・ラスト」 ケニーG with スモーキー・ロビンソンA10D-118「サタデー・ナイト」ベイ・シティ・ローラーズ  
R10D-112「モーター」 サーカス・オブ・パワーR10D-113「フールド・アゲイン」スード・エコーR10D-114「バックシート・オブ・ユア・キャデラック」CCキャッチ
air 1
R10A-111「アンブレラストーリー」伊秩弘将

RCA 
B10D-115「春夏秋冬屋形船」神野美伽
B10D-116「さよならが聞こえない」佐野量子
B10D-117「あなたにチューリップを」彩木未来
B10D-120「座頭市OST/THE LONER」
VAP20324-10「アンパンマンのマーチ」ドリーミング20337-10「アンパンマン絵かきうた」戸田恵子20334-10「バツグンの気持ち」円谷優子
20336-10「君よ巨人の声をきけ~読売巨人軍公認応援歌」富田伊知郎
FOR LIFE 2
10KD-55「SHAKIN' CHANCE」MICA
10KD-56「また夏がくる…」田中律子
NEC AVENUE 2
N10C-22「負けないで」nao
N10C-23「ナチュラル」高橋貴代子
BAIDIS 1
10CH-59「Beating」山根麻衣
MIDI 1
MDS-7「ふたりのDestiny」EPO
Virgin 1VJD-10011「イン・ヘヴン」ジュリアン・レノン
足していくと…ちょうど200!
1日で200タイトルってちょっと信じられないような数字だけどたぶん合ってる。いや、まだ漏れがあるかもしれない。これが抜けてるよ情報求む。
1989年3月21日は日本における8㎝CDの誕生から1年と1か月。そろそろ定着してきたフォーマットで過去のヒットシングルをCD化していく機運が高まった時期なのだろう。CBS/SONYとコロムビアの再発盤が半数以上を占めている。あと気が付くのは洋楽の多さ。ユーロビート人気もあって、日本で洋楽が今よりずっと聴かれていた80年代末期。ひょっとすると4月1日の消費税導入直前という駆け込み需要を狙った面もあるのかもしれない。もともと毎月21日はリリースの多い日ではあったけど、これを超える記録はないような気がする。

「短冊CDディスクガイド」ディスク百合おん監修 DU BOOKS 2024年

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またまたご無沙汰(9ヶ月ぶり)。
2024年8cmCD界隈の大ニュースといえばやはりこれ。
7月7日短冊の日に発行された「短冊CDディスクガイド」だっ!
帯に「コレクター、DJ、愛好家たちが600曲を紹介!」とあるとおり監修のディスク百合おんさんを含め16名がレビュワーとして参加。その中の一人として私も80枚の8cmCDをレビューした。80/600だから13%書いたんだな。これは百合おんさんに次ぐ数字。もちろん百合おんさんは監修、インタビューその他諸々を行っているので労力は私の比ではない。
記録によれば百合おんさんから執筆依頼があったのは今年1月。半年でこんな立派な本が出来あがるものなのね〜
このブログで書いたものをチャチャっと編集すれば楽勝だろ、とか思っていたけど好き勝手に書けるブログと違って1本200文字程度にまとめる作業は意外と大変だった。大変だけど楽しかった!たまにやるDJも楽しいけど、私はやはり8cmCD聴いて調べて書くのがいちばん面白い。ブログ始めた頃の初心を思い出させてくれた百合おんさんに感謝。
百合おんさんが選んだレビュワーは皆さんその道のマニアで、知らない盤も多く勉強になった。8cmCDについてこのクオリティで第2弾を出すのは無理だろう、と自信を持って言える内容になっている。編集を担当した稲葉さんが、「執筆陣の『これを機会に紹介せねば歴史から消えてしまう!』という熱量が高いレア盤比が高くなり、懐かしい<新鮮!」と評したように誰もが知っているようなヒット曲は少なめ。「8cmCDマニアックス」のサブタイトルに恥じないセレクションになった。
自分が関わった書籍が街の書店に並んでいるなんて、なかなか得難い体験だった。百合おんさん本人にも言ったけど、もしこれに参加させてもらえなかったら大ショックだったろうなと思う。改めて、百合おんさん、声をかけてくれてありがとう!
思いっきり自画自賛な文章になったが、このブログにたどり着いた方には激おすすめの「短冊CDディスクガイド」DU BOOKSから税込2750円で発売中!お近くの書店になくてもディスクユニオン他の通販サイトで手に入るはず。電子書籍版もあり。よろしくお願いします。マジで。

マニアグルーヴ

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マニアグルーヴ@中野おーぷんそーす2024年4月14日いっさ/臼山田洋オーケストラ/ディスク百合おん/totsumal/nakamura8cm
短冊CDディスクガイドの原稿〆切が3月15日だった。80本書き終わった勢いで短冊を棚に戻す間もなく選曲して持っていったような記憶。
百合おんさん主催のDJイベントに呼んでもらった。
30分/40分の2ステージ。
前半「X-ファイルのテーマ」マーク・スノーで不穏に始めてみた。
「Ka・Chi・Kan」アンナ・バナナ「月影・SOINE・CLUB」かわいさとみディスクガイド掲載のナカグロ(・)2つ入りタイトル2曲を続けて。
「MEGA SAX MACHINE(Instrumental)」藤井尚之作曲・編曲:藤井尚之・土屋昌巳これ百合おんさんが反応してくれて嬉しかった。
「GET ON」GWINKO音数少なめファンク。
「恋人じゃない」PALMS斉藤誠と近藤名奈。
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」SHIHOこれもナカグロ2つ入りナンバー。
「Because I Love You」池田政典c/wのハウスヴァージョンをかけた。
「HOT BOY」黒沢律子律子のベストシングルはコレだと思う。
「RASAIYA」フクシクミコケイトブッシュ歌謡。
「ハートがまっぷたつ」OCHA♾️ME笠木忍カヴァー。
「THE CHARM OF ENGLISH MUFFIN イングリッシュマフィンのおまじない」チョコレート・ファッション前半の〆は金剛地武志作の名曲!
短冊CDディスクガイドでレビューしたのが12曲中7曲。
DJは主催の百合おんさんの他、いっささん(若手8cmDJ!)とtotsumalさん(アニメサントラ中心のとてつもないマニアックな選曲)と臼山田洋オーケストラ(スカートのLIVEでDJを見たことありいい曲たくさん)。
後半はなんとトリ。

「闘志天翔〜覇王・佐竹雅昭のテーマ」伊福部昭c/wの怪獣の雄叫び入りヴァージョンから始めた。
「massaroca」沼澤尚 with アガルタ短いインスト。
「夜汽車の女」五木ひろしソウルひろし。
「せめて今夜だけは」有井和幸名作ムード歌謡。
「Sentimental Boat to Heaven」八代亜紀鴨宮諒作曲のカリプソ。
「ファイヤー・ダンス」内海みゆきラテン!アッパー!
「CHOCOLATE CARNIVAL」丹下桜&氷上恭子今回唯一のアニソン。
「極楽鳥」Ba-naこれアガるんですわ。
「頬に紅い恋」NADJAVELVET RAINもいいんだけどどうしてもこっちをかけてしまう。
「世紀末RAP族」永田真代気に入ってくれた紅生ゆーきさんがその場でポチっていて嬉しかった。
「What's your name?XXX」LUV 2 SHY
c/wのリミックスのほうを。
「ANNIVERSARY」少女隊シティな少女隊。
「プライベートSold out」杏里勝手に夜野さんクラシックと思ってる。
「日曜日はだめよ」杉本彩彩姐さんのNJS。
「日曜日はダメよ」三浦理恵子小西康陽の名作。日曜日なもので。
「ヒー・ラヴズ・ミー」水谷ケイwith バンナ・バンナ気づけばやっぱりいつものように女性Voばかりに。
「愛しているならDON'T KISS ME」SHOES哀愁のオケヒ!
「Good bye」ANGELSポール・マッカートニーがメリー・ホプキンに書いた曲の日本語カヴァー。
「MELODY」平山みきラストは異形のサザンオールスターズ カヴァー。
ここで本編終了。
BtoBで百合おんさんセレクトのブランニューモンキーズ「WILD CHILD」につなげて私が最後にかけたのは「ム・リ」岩下京子(上原さくら)。ブギーバック感が共通したよい繋ぎだったと思う。臼山田さんがジャケを確認しにきてくれたのも嬉しかった。
トータル32曲かけて、うち短冊CDディスクガイドでレビューしたのは14曲。9ヶ月前のイベントを思い出しながら書いた!

「Peaches en Regalia」Frank Zappa 1969年

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1987年、世界初の8cmCDはどんな形態で売られていたか問題。
CDの内容については17年前に書いた↓「PEACHES EN REGALIA」 FRANK ZAPPA 1969年 - 失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

「PEACHES EN REGALIA」 FRANK ZAPPA 1969年 - 失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

新年に相応しい(もう9日だけど)、大物の8cm。しかも世界最古の8cmときたもんだ。嗚呼、有り難いやら、目出度いやら。2005年の8センチャーズのイベントで知って以来、気...

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 今年1月ディスクユニオンお茶の水店でPeaches en Regalia 3インチ2枚目を手に入れた(579円)。縦長の紙に8cmCDが引っ掛けてあるジャケット。これは初めて見たぞ。

すでに持っていた正方形紙ジャケ(右)と並べてSNSにアップしたところ、いくつかの反応をもらった。どういう形で店頭に並んでいたのか。封入?プラケース?

1988年のRYKO盤は写真右のようなプラスチックケースに入った状態で売られていた。Frank Zappa "Sexual Harassment in the Workplace" 上部は8cmサイズの紙ダブルジャケットを開いた内側を見せている。
ライブハウスでよく会う工市蝋さん(@Tokyo_ko1)からDMで情報をもらった。完全体はつながっているって??
工市蝋さんがアップしてくれた画像がこちら(先日池袋でのライブでご本人に許可いただいた)。





ホントだ、つながっている!改めて手持ちのものを見直すと…

つながっていた部分にミシン目で切り離したあとがある。



これが切り離されたパーツを復元した表裏。そっちがそうつながるのか、という軽い意外性あり。

残念ながら『Hot Rats』アナログ盤持ってなかったのでBonzo Dog BandのLPと並べた。高さが同じ。LPの什器に置いてもよし、紙の上部に開いた引っ掛け穴で吊り下げ陳列してもよし。
長年の疑問が解けてスッキリ!

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