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Channel: 失われたメディア-8cmCDシングルの世界-
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「六本木心中」 アン・ルイス 1984年

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アン・ルイスの代表作となった25thシングル。

左は1993年にリリースされた短冊8?。オリジナルカラオケ収録。

?六本木心中
作詞:湯川れい子、作曲:NOBODY、編曲:伊藤銀次
ハードロックあるいはプログレでは常套手段とも言えるバロック調の鍵盤+仰々しいギターのイントロが25秒。アンちゃんの「one, two, three, four!」のカウントから、あのギターリフがかき鳴らされる。湯川れい子の歌詞が曲に負けじと突っ走っていていい。冒頭「♪だけど こころなんて」と、まさかの逆説接続詞始まりで、聴き手の関心をぐいっとたぐり寄せる。年下の男との恋愛に絡めて描くのは、わりとステレオタイプな「都会の孤独感」。改めて聴いて、80'sらしいテクノ〜ニューウェーブなリズム隊の疾走感、遠慮のないギター&アンちゃんのドスの効いた歌唱はやっぱり歌謡ロックの最高峰。

?IN PLEASURE
作詞:柴山俊之、作曲・編曲:伊藤銀次
こちらもアレンジの主役はハードロック系ギターリフ。マイケル「ビート・イット」の影響が伺える。つまり、エディ・ヴァン・ヘイレンっぽい。

??カラオケ
私の世代にとってはカラオケの超定番曲のひとつ(自分で歌ったことはないけど)。オリジナルカラオケが聴けるのはこの8?だけ?

定価1000円、中古200円。
色あせて見えるが、もともとこんな荒い粒子の写真でイメージはキューブリック「ロリータ」か。それじゃ内容にそぐわないけど。


右はおなじみタイムスリップグリコ。ひょっとしてイントロカットしてない?とか期待したけど同じヴァージョンだった。当然か。一曲入り。

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