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Channel: 失われたメディア-8cmCDシングルの世界-
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プラスチックトレー基本編5

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8㎝CDシングルの世界。

一番大事なのは、もちろんCD。というかその中に記録されている音楽のはなしを中心に書いている。

その次はジャケット=紙部分。ほぼ毎回ジャケットについて触れているし、歌詞やクレジットが印刷されているので重要な情報源だ。

ジャケットに糊付けされたパーツ、CDの中央に空いている穴に対応する凸部でCDを固定する役割を担う、プラスチックトレーが今回の主役。


では、基本編5枚を左から紹介。


基本中の基本、白トレー。

かっこイイ ダーリン」 GO-BANG'S 1988年

白は疑いなく、最も多い基本形。私の感触では80%近くはこの白。皆さんの家にあるのもこれが最も多いはず。


となりは、灰色。

東京ぬけ道ガール」 岡田徹 presents LIFE GOES ON 1995年

多くはないけど、珍しくはない。白よりちょっと落ち着いた雰囲気。細かいホコリのようなものが混じったリサイクル系?単に漂白前?


中央は透明。

「ヴィーナス」 REI 1998年

透明は2番目に多いかな。透明プラスチックは、あたり前だが下地の色が見えるので、紙に色をつけたくなるのが人情。そのほうが綺麗だし。これはあえて白地で勝負したちょっと珍しいパターン。じゃあ白でいいじゃん、という。


そのとなり、漆黒。

「ひがらがさ」 おおたか静流 1997年

真っ黒。単色の黒。じつはそんなに多くない。が、珍しいというほどではない。


一番右、霜降り黒。

「Be proud」 知念里奈 1999年

漆黒に比べ、くすんだ感じ。細かい白い点が霜降りのようにまぶされている。これも多い。透明とどっちが多いか?というレベル。写真では違いが判りにくいかと思ったが、撮ってみたら実物よりはっきり区別できた。


「白-灰色」の関係と、「漆黒-霜降り黒」の関係が対応している。


以上、プラスチックトレーの基本編5枚を紹介した。


一応、表ジャケットもお見せしておく。



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