「RASAIYA」 1993年、「アンテリージェ」 1994年 フクシ クミコ

SSWフクシクミコのたぶんコンプリート8?ディスコグラフィー。

福士久美子、フクシクミコ、Qumico Fucci…Qumicoはいいとしても、Fucciはフッチだよなあ。

左、「RASAIYA」

?RASAIYA
作詞・作曲：Qumico Fucci、編曲：Qumico Fucci・秋田新一郎
他のフクシ作品と比べ、音域設定高めのサビが激ケイト・ブッシュ。気合の入ったアレンジも80年代ケイトに迫る完成度で、ポップスとしてはちょっと濃密すぎるかも。物語性ありそうで、結局何の話かよく分からない歌詞もプログレぽくていいじゃないか。ところでラサイヤって何？

?Someday
作詞・作曲：Qumico Fucci、編曲：Qumico Fucci・秋田新一郎
一年後のアルバム『悲しいライオン』(1994)の実質的なラストナンバーとして収録された、シンプルでドラマチックなバラード。

??のカラオケ

定価1000円、中古で100円。
ピンボケ、タートルネックで鼻口を隠したミステリアス・フッチ。内容含め、名作8?！


中、「アンテリージェ」

?アンテリージェ
作詞：中原都・フクシクミコ、作曲：櫻井順・フクシクミコ、編曲：フクシクミコ
コーセーの夏モノコスメ「アンテリージェ」のタイアップつき。そのキャッチコピー「きりりの夏肌」と商品名「アンテリージェ」を連呼するちょっと色気出しすぎ感のあるサビは、80年代の化粧品CM曲ぽいテイスト。これはこれで悪くないけど、フクシさん本来の音楽性とはズレているような気がする。

?ふり向いた午後
作詞・作曲：フクシクミコ、編曲：秋田新一郎・フクシクミコ
「僕」一人称で歌う、アルバム未収録のレインソング。

??のカラオケ

定価1000円、レンタル落ち100円。
きりりだけど夏らしくはない美麗ジャケ。


右はアルバム『悲しいライオン』。前回表ジャケを出したので、今回は裏ジャケ＆ブックレット裏。シングル、アルバムとすべて赤錆色で統一されたビジュアル。