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「スタンド・バイ・ミー」 ベン・E・キング 1961年

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オールディーズの代表曲のひとつ、スタンド・バイ・ミーでスリー。

山下達郎のサンデー・ソングブックでここまで大メジャー曲がかかるのは稀。Ben E. KingといえばStand By Me。これに匹敵する曲がなかったという見方もあるが、その1曲がこんなにもエヴァーグリーンならそれでいいじゃないか。

8㎝が3枚もあるのは真のスタンダードの証明。

左から、EDWINの非売品(1988)、本人ジャケ(1988)、舞台のタイアップ(1991)。

まん中の本人ジャケはEDWINと同じくカップリングは「Don't Play That Song」。それもそのはずEDWINのCFタイアップで作られたもののようだ。内容同じで普通に売られていた盤(非・非売品)。定価1000円、レンタル落ち100円。

右のはずっと映画だと思っていたが、日本の芝居のタイアップだった。スティーヴン・キング原作、リヴァ―・フェニックス主演の映画は1986年だから8㎝登場以前か。松竹・フジテレビ共同制作日生劇場「Stand by Me」テーマ曲。19991年8/2~8/25上演され、なかなか好評だったようだ。

この盤はカップリングが違う。

①STAND BY ME Ben E. King
(Ben E. King, Jerry Leiber and Mike Stoller)

②LOLLIPOP The Chordettes 1958
(Beverly Ross and Julius Dixson)
上記映画でも使用されたオールディーズ。オリジナルはロナルド・アンド・ルディ、1958年。同じ年にザ・コーデッツがカヴァーし、オリジナルよりヒットしてしまった。今でもロリポップといえばこのコーデッツ版が有名。女性四声のカルテットで、ドラムとハンドクラップのシンプルな演奏で聴かせる四重唱。とはいえブレイクで「ポッ」と指で口を鳴らしたあとの「♪ボボンボンボン」は男声だよね?シンプルすぎる構成で2分10秒で終わるのが50年代標準。

定価900円、中古で100円。
ジャケは映画のポスターを流用。コピー「あの、12歳の時のような友達はもうできない……。」

関連スタンド・バイ・ミー
ジョン・レノン
王様「僕のそばにいて」

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