「嘘泣きでCHEEK」 アマゾンズ 1989年

AMAZONS are; 斉藤久美、大滝裕子、吉川智子

アマゾンズの3rdシングル。

?嘘泣きでCHEEK
作詞・作曲：Pareja Obregon, 日本語詞：大山潤子、編曲：清水信之＆池尻サウンド・マシーン
原曲はArturo Pareja Obregónの作品「Cantinero de Cuba」。スペインの男女デュオ、Sergio y Estíbaliz1985年のシングルがオリジナルでいいのかな。動画サイト見ると山ほどカヴァーがあるので相当な人気曲なんだろう。多くはゆったりしたリズムで切々と歌われるラテンミュージックを、清水信之が扇情的な打ちこみビートでアグレッシブにアレンジ。キューバのバーテンダーとは一切関係ない日本語詞なのに、サビ頭で「Cantinero de Cuba」が唐突に登場する。キャッチーな「♪クーバクーバクバ」は原曲どおりで仕方ないとしても、その前のところは日本語化にチャレンジしてほしかった。アマソンズのお姉さま方のウェットになりすぎない色気はなかなかで、バブルの匂いが感じられるレベルの高いラテン歌謡に仕上がっている。

?SUIT OF SUMMER
作詞：大山潤子、作曲・編曲：Osny Melo
在日ブラジリアンSSW、オズニー・メロ作品。AORテイストのこんな曲にコーラス声だと、サラッとしすぎの印象。

定価937円、中古で50円。
寒色多めで南国を描いたイラスト。

関連作
AMAZONS参加のスーパーグループ、FUNKAHIPS ALL STARS
「OUR SONG」

THE WAVES名義で
「上を向いて歩こう」