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Channel: 失われたメディア-8cmCDシングルの世界-
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「ORACIÓN −祈り−」 斉藤由貴、来生たかお 1988年

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斉藤由貴の11thシングル。新曲としては初の8?作品。

?ORACIÓN −祈り− フジテレビ開局30周年記念映画「優駿」イメージソング
作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、編曲:武部聡志
自身の主演映画なのに主題歌ではなく「イメージソング」。映画本編では使われなかったんだ。来生たかおらしいじっくり盛り上げていくバラードで悪くないのに。冒頭ひとりで歌い出す由貴さまはいつもにも増して不安定な印象。音域をたかおさんに合わせているので、ちょっとキーが高めなせいもある。しかしやっぱ声が魅力的だわ。主役声。サビではたかおさんが自然と裏にまわるバランスになるのがいい感じ。

?花嵐
作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、編曲:武部聡志
スローな導入から一転、テンション高く切り込んでくる武部聡志のアレンジが素晴らしい。由貴さまのちょっとどんくさい歌唱の裏の魔性ムードがこれまた最高。「花なら スイトピーよりも 危険に 鮮やかな薔薇で」なんて脱アイドルを意識したような歌詞の背伸び感にもゾクゾクくる。ダブルヴォーカルになるサビは急にのびやかで夢見がちな雰囲気に。同じく武部聡志編曲の「白い炎」系だな。完全に好みのタイプだわ。

定価1000円、中古で100円。
左から強い照明があたり、たかおさんの顔は完全に影。

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