Quantcast
Channel: 失われたメディア-8cmCDシングルの世界-
Viewing all articles
Browse latest Browse all 625

「エンケンのミッチー音頭」 遠藤賢司 1989年

$
0
0
遠藤賢司、唯一の8?。

1983年のミニアルバム『オムライス』以降、新作が途絶えていた遠藤賢司が、エンケンバンドを結成して久々にリリースしたシングル。

?エンケンのミッチー音頭
作詞:岩瀬ひろし、作曲:伊部晴美、編曲:遠藤賢司・長谷川智樹
エンケンバンド:遠藤賢司、湯川トーベン、嶋田吉隆
コーラス:奥田民生、ケラ、小嶋さちほ、サエキけんぞう、関口誠人、近田春男、戸川純、野沢直子、巻上公一、三田超人、森若香織、安則“チャカ”まみ
オリジナルは青山ミチ、1963年。エンケンには珍しいカヴァー曲。もともと音頭というよりツイストな昭和歌謡を、お祭りムードなホーンをビシビシきめたロックアレンジで。イントロからエレキ全開で威勢がいいこと。「恋は地球が 出来てから 恋は地球が 割れるまで」なんてスケールのでかい歌詞を、ガッツあふれる歌唱で聴かせる。そして特筆すべきは、コーラス隊(クレジット上記)。エンケン復活を盛り上げるように12名の豪華メンバーが集結した。中でも「♪肘てっぽう〜」で目立っているのは野沢直子だな。

?スタミナ・カラオケ
1989年でカラオケ収録は結構早いほう。1曲しかなかったから?

定価845円、中古で525円。
ジャケはイラスト。タイトルは石造り風立体ひび割れ文字。稲妻が光り、エンケンのバックにはマグマ。天地創造のイメージか。
裏ジャケは前回紹介した。

エンケンの次のシングルは「史上最長寿のロックンローラー」(1991)。25分を超える曲なので8cmには収まらなかった。(60cm四方の超特大ジャケットに12cmCDを収納)

関連エンケン作品
カレーライス」大槻ケンヂ

Viewing all articles
Browse latest Browse all 625

Trending Articles